業務内容
日本の鉄道インフラは世界に誇れる技術分野です。
車両の高速化など見える部分の技術革新と同様に、車両が走行する線路も進化してきました。その緻密な運行管理や安全性を守るためには、日々、線路状態を点検し整備しなければなりません。その為に作業に従事する人の安全を配慮して厳格なルールの整備や機械化も進められてきました。
伝統の保線の技を提供する
保線工事の精度はミリ単位の施工です。
高速で列車を運行するためには厳しい精度が求められます。その要求に伴い軌条を構成するマクラギやレール、レールを固定する締結装置などの材料は、一昔前と比べて大きく変遷しました。同様に、施工や測定する技術も向上してきましたが、すべての工程で人が携わらなければ成立しないことは不変です。特に、軌道を勾上するなど最終的な仕上げの段階では、昔から人の目で仕上げる匠の技が必要となります。
弊社では長年の鉄道メンテナンス経験を生かし、保線の技を提供しています。
地元を元気にしたい…
鉄道は地域社会にとって大切なインフラです。秋田の発展には欠かせない責務を担っていることを感じながら日々の作業にあたっています。
弊社は、鉄道を通じ秋田の未来に貢献していきたいと考えています。
弊社施工路線及び担当区間
奥羽線
交流式電化区間である秋田駅～森岳駅間の 36.5 kmが弊社担当区間です。皆様の通勤・通学の路線としての役割だけではなく、日本の物流を支えている大切な路線です。
男鹿線
追分駅～男鹿駅までの 26.6 kmを結ぶ非電化路線全線が弊社担当区間です。2017年春にはEV-E801型及びEV-E800型のハイブリット気動車両が導入される予定です。